【親の悩み】子供のうちにおもちゃを買い与え過ぎると将来どうなる?
親になって子供ができてから悩み始めるひとつとして
「子供におもちゃを買い与え過ぎていいものだろうか・・・」ということ。
誕生日・クリスマスプレゼントのようにイベントにあげるおもちゃはちょっと高くて大きなものでも買ってあげるけど、イベントごとではない日頃の生活で買い与え過ぎると将来子供がどうなるか気になる。
目次
・おもちゃを日頃から買い与えるとどうなるの?
・おもちゃの金額は親の金銭的な都合
・自分が子供の頃を深く思い返してみる
・買い与える前と後をよく観察してみる
・家族のルールを作りましょう
・買い与えるおもちゃに先があるか考えてみる
・まとめ
おもちゃを日頃から買い与えるとどうなる?
結論から言うと買い与え過ぎは良くないです。
メリットよりもデメリットが多く、子供の将来のためにとおもちゃを多く与えることはプラスには繋がらない。
公園よりもショッピングセンターに行きたがる
親としては公園で思いっきり遊んでもらいたい。
子供の先のことを考えて公園などで体を動かして体力をつけてほしい、足が速くなって欲しいという親の願いもおもちゃを与え続けるとおもちゃ中心の遊びになり、子供も次のおもちゃが欲しくなり外出といったらショッピングセンターという考えになってきます。
お友達に見せびらかす子になる場合も
大好きなおもちゃを友達に見せたい気持ちはどんな子供にもある気持ちです。
そのおもちゃを通して自分のおもちゃを友達と共有して遊んだり貸してあげたりする子は、楽しいことは共有するという考えが生まれます。
ですが、おもちゃを自慢するだけで終わってしまったり、触ると怒ってしまうような子もいます。
自分のおもちゃは誰にも貸したくない!という気持ちもわかりますが自慢されたお友達目線で考えると、「貸してくれないならいいや」と離れて終わりです。
日頃から新しいもの与えていくと自慢する頻度も多くなっていきます。
おもちゃを買い与えて子供がどのようにお友達とおもちゃを通して遊ぶのかも注意して観察してみましょう。
おもちゃの金額は親の金銭的な都合
子供がおもちゃを買いたいと言ってお店で騒いだりすると、小さなおもちゃを買ったりガチャポンをさせてやり過ごす場面があるかと思います。
ですが金額関係なくおもちゃを買い与えていることに変わりありません。
気付けばお家には遊ばなくなった小さなおもちゃがたくさんあり、それを見るたびにおもちゃを与え過ぎていると実感してしまいます。
金額の大小は親のお財布の都合だったりします。
小さなおもちゃでも買い与えないことも親も我慢する必要があります。
自分が子供の頃を深く思い返してみる
自分が子供の頃におもちゃをどれだけ与えられたかを一度思い出してください。
誕生日・クリスマス・こどもの日などの印象に残ってる記憶はあっても何もない日に買ってもらったおもちゃは買ってもらった記憶が思い出せないと思います。
自分が子供の頃どの場面で我慢させられたのかを思い出し、今の自分の物欲がどれだけ我慢できるのかを客観的に考えて比較してみてください。
自分が子供の頃よりも買い与えていると感じたら、少し我慢させる場面を増やしてみることも大事です。
買い与える前と後をよく観察してみる
おもちゃを買う時子供と約束事をしたことはありませんか?
「ちゃんとお家のお手伝いしてよ」
「ちゃんとお片づけするって約束ね」
「買ってあげるから良い子にしてよ」
こんな約束をした時子供は、うん!と可愛く返事をします。
買った時は約束したことを守りますが時間が経つにつれて約束の事は忘れてしまうことがあります。
約束をして買い与えたあと子供がどのような行動をとってどのくらい継続できるか観察してみましょう。
子供は目の前のことに夢中になって約束を忘れたりする場合もあります。
ですが普段の行動に良い変化が出てないかを見つけることも大事です。
買い与えたら終わりという状況を作らないために子供をよく見ましょう。
家族のルールを作りましょう
イベント毎以外でおもちゃを買う場合、目標を達成したらおもちゃを買うというようなルールを作り子供に「おもちゃを買うために目標を達成させる」という考えを持たせる。
「お手伝いを何回頑張ったら買う」
「運動会・発表会を頑張ったら買う」
などのように何かに取り組んで目標を達成させる状況を作ってあげて、成果としておもちゃを買ってもらえるという考えを与える環境作りも大事です。
買い与えるおもちゃに先があるか考えてみる
アニメのキャラクターのおもちゃは毎月新しいおもちゃが出たり、ヒーローものだと毎年違うシリーズが始まりまた最初からおもちゃを集めるといった状況です。
子供が大好きなキャラクターのおもちゃを買ってあげたい気持ちもありますが、LEGOなどのように組み合わせて遊べるおもちゃや複数で遊べる(友達と使って遊ぶ)おもちゃを買うように親が誘導することも一つの案です。
・ボールを投げるのが楽しそうならグローブを買う
・塗り絵が好きなら種類の多い色鉛筆を買う
・魚に興味があるなら子供用の釣竿を買う
などのように金額的にはおもちゃとあまり変わりません。
おもちゃを買い与え過ぎていると悩んでいるのでしたら将来に繋がりそうなものを与えて「子供の長所を探すために買う」というような考え方をしてみましょう。
まとめ
おもちゃをどのような頻度で買えばいいのかは、数字では表すのは難しいです。
買ってくれたおもちゃをずっと大事にする子もいれば、すぐに飽きて新しいおもちゃを欲しがる子もいます。
「与えることが悪い」というよりは「与えて終わり」という状況が悪い環境を作っていきます。
いろんな子供がいる中で、おもちゃを与えた時の子供の反応を親がしっかりと見て与えたあとの変化を感じ取ることが大事だと思います。